『生物は暗期科目である』、『生物は暗期科目ではない』、どちらも受験生なら耳にしたことのあるフレーズではないでしょうか。実はこのどちらも決して間違いではないのです。
生物用語や基本事項を覚えることは必要であり、しかもこれらは物の名前であることが多いためにどうしても暗期になってしまいます。ところが、生物用語を単に知っているだけでは生命現象を理解した事にはならず、当然のように入試でも高得点を期待することなどできません。 したがって入試で高得点を狙うためには、生命現象の本質的な理解が必要であり、残念ながらこれはいわゆる単純な暗期では身に付けることが叶いません。つまり、「生物」という科目で高得点を狙うためにはいわゆる「暗期」は必要条件ではあるが十分条件ではないということになります。
特に医学部では難関旧設医大だけでなく、ほぼ全ての大学において、単なる暗記だけでは合格点が望めないようになってきています。では、どうしたら単なる暗期から本質的な理解へ飛躍できるのか、その一つは枠組み(分野の全体像や各知識間相互のつながり)の理解ではないかと私達は考えています。
つまり、特定分野の話としてのみ考えるのではなく、生物全体として俯瞰的にとらえられるような思考法を身につけることです。例えば、ジグソーパズルを組み立てる際に個々のピースのみを見ているだけでは難しくなりますが、全体がどのような図になっているかがあらかじめ分かっていれば、パズルのピースを見た際に大体どのあたりのピースかが分かり、そうでない時に比べて完成が随分と達くなるはずです。
したがって、本講座ではこのような考え方にしたがい、ただ闇雲に暗記に走るのではなく、なるべくその分野の全体像との関連を示すことで、孤立した知識としてではなく使える知識として身に付くよう図り、同時にその知識の応用の仕方まで示唆できるような講義を行いたいと考えています。最初は多少遠回りの様に感じられますが、結果的には効率よく得点できるようになりますので、一緒に頑張っていきましょう。
カリキュラムは受験生物の全分野を網羅するように編成してあり、一年間の予定は以下のようになっています。生物を今までに学習した事のない学生でもきちんと授業に出席し復習していけば一年で医学部の合格レベルに到達する事が十分に可能なように計画してあります。また、少人数であることを最大限に生かし、個々の生徒の理解度や志望を各講師が正確に把握し、必要に応じて個別に課題を与えたり予備校での講義の補足や発展を行うことで生徒の学習意欲を常に高く保つよう支援します。 |